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熱帯魚の病気 寄生虫

    


ダクチロギルス症・ギロダクチルス症



【病原体】
  • Dactylogyrus spp.:エラ吸虫(単性類)
  • Gyrodactylus spp.:ヒフ吸虫(単性類)

【所見】
  • 感染魚は突発行動がみられ、皮膚の擦りつけ行動や底部でじっとしているなどさまざまな症状を示します。
  • 過密状態での飼育で多発し、尾がボロボロになることがよくみられます。
  • ダクチロギルス:
    主にエラに寄生し、エラ上皮の過形成や破壊・鰓小葉の湾曲を起こして窒息に陥ります。
  • ギロダクチルス:
    皮膚・エラ・ヒレに寄生し、局所性出血斑・潰瘍形成・粘液過剰産生などがみられます。

【治療】
  • 駆虫薬にて治療します。
  • 淡水魚では塩水浴、海水魚では淡水浴も有効です。

     

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