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熱帯魚の病気 細菌・ウイルス
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エドワードシエラ症
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【病原体】
- 人・ベタ:Edwardsiella tarda(グラム陰性短桿菌)
- ナマズ・ロージーバルブ・グリーンナイフフィッシュ:Edwardsiella ictaluri(グラム陰性短桿菌)
【所見】
- エドワードシエラ症は敗血症を起こし、高い感染率と死亡率が特徴です。
- 潰瘍形成・沈うつ・呼吸困難などがみられます。
- 高水温期に多発します。
- Edwardsiella tardaは「定型」と「非定型」に分けられます。
- <定型エドワードシエラ症>
- ヒラメのエドワードシエラ症
- 腹部膨満・腹水貯留・肝臓と腎臓に膿瘍形成・肛門の発赤と脱腸がみられます。
- ウナギのパラコロ病
- ヒレや体表が発赤し、肝臓・腎臓が腫大し膿瘍を形成します。
- <非定型エドワードシエラ症>
- マダイのエドワードシエラ症
- 頭部・体側部・尾部に発赤がみとめられ、膿瘍を形成します。
- 脾臓において、小白点様に結節がみられます。
【治療】
- 細菌培養し、薬剤感受性検査によってしようする薬剤を決定します。
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