本文へスキップ
ホーム 寄生虫 細菌 真菌 環境/栄養性疾患
イメージ写真1


熱帯魚の病気 寄生虫

    


白点病(海水魚)


【病原体】
  • Cryptpcaryon irritans(繊毛虫類)

【生活環】

【所見】
  • 体全体やエラに白〜灰色の小さい斑点が観察されます。
  • 鰓弁の融合、表皮過形成、出血、細菌二次感染等がみられます。
  • trophontは強力な刺激を与えるので、擦過傷・突発行動・粘液過剰産生・呼吸速拍がみられます。

【治療】
  • マラカイトグリーンは使用せず、代わりに硫酸銅を使用します。
  • 硫酸銅・ホルマリン・硫酸銅とホルマリンの併用などが用いられます。
  • 飼育水を16ppt以下の低塩度にすることも効果的です。
  • 水温を5〜7日間、通常より2〜3℃上げることも有効です。
  • メインタンク(水槽)から魚を移動すると、2〜3日で原虫は死滅します。
  • therontは被包されて薬が効きません。
  • 以上のことから、病魚は隔離水槽で治療しましょう。
  • 飼育水槽の水を1回完全に交換し、通常よりも2〜3℃水温を高くしてから魚を戻します。
 

     

イメージ写真1
イメージ写真2
イメージ写真3
イメージ写真4