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熱帯魚の病気 細菌・ウイルス
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連鎖球菌症
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- 連鎖球菌症
【病原体】
- Streptococcus iniae(グラム陽性球菌)
【所見】
- 連鎖球菌感染症は、養殖魚に多く観賞魚では稀な疾患です。
- 眼球突出・異常遊泳・眼出血・体色のくすみなどがみられます。
- 観賞魚では、コイ科(ロージーバルブ・パールダニオ・レオパードダニオ・レッドテールブラックシャーク)・カラシン科(モンクホーシャ・ブルーテトラ)・シクリッド(ペルマト)とモノダクティルスで発生報告があります。
【治療】
- アンピシリン・エンロフロキサシン・エリスロマイシン・オキシテトラサイクリン・ナリジスク酸などの抗生剤が有効です。
- ブリの連鎖球菌症
【病原体】
- Lactococcus garvieae(グラム陽性球菌)
【所見】
- 0〜2年のブリに発生します。
- ブリの連鎖球菌症は、「外観症状型」と「脳炎型」に分けられます。
- 外観症状型:眼球突出・眼球周囲の出血・エラ蓋内壁と尾部に膿瘍や潰瘍を形成・心外膜炎など
- 脳炎型:外観症状を示さないが、異常遊泳後死亡します。
【治療】
- 小型魚:エリスロマイシン・スピラマイシン・塩酸リンコマイシンの経口投与
- 大型魚:10〜14日の絶食
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