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熱帯魚の病気 寄生虫

    


テトラヒメナ症(グッピーキラー)

  • 淡水魚に感染する。

【病原体】
  • Tetrahymena pyriformus(繊毛虫類)

【所見】
  • 皮膚:白い領域(壊死)の周囲に出血がみられます。
  • ときに眼球突出もみられます。

【治療】
  • 治療はほとんど不可能で、水質改善でテトラヒメナを繁殖させない等の予防策が重要です。
  • ホルマリンは体外のテトラヒメナは殺せるが、体内に侵入したテトラヒメナには効果がありません。
ウロネマ症
  • 海水魚に感染する日和見感染症です。

【病原体】
  • Uronema marinum(繊毛虫類)

【所見】
  • 皮膚表面が変色し、次第に広がって潰瘍化します。
  • エラの動脈瘤・表皮脱落が頻発します。

【治療】
  • 感染すると組織を急速に破壊し短時間のうちに死亡します。治療は困難です。
  • 補助治療としては、ホルマリン・マラカイトグリーン・淡水浴等で細菌の二次感染を防ぎます。
  • 水質改善でウロネマを繁殖させない等の予防策が重要です。
  • ホルマリンは体外のウロネマは殺せるが、体内に侵入したウロネマには効果がありません。

     

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