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魚が死亡する第一の原因は水質悪化です
魚の飼育に最も重要な要素である水質について学びます。
ここでは、飼育水中につに含まれる窒素化合物について述べます。
C窒素化合物
飼育水中の窒素化合物は、主に魚の排泄物や餌の食べ残しに由来します。
水中において、アンモニアは、NH
3
(非イオン型)またはNH
4+
(イオン型)として存在します。
NH
3
は毒性が高くNH
4+
は毒性が低いです。
NH
3
とNH
4+
の割合は、水温・気圧・温度・pHなどによって決定されます。
pHが高いほど毒性の高いNH
3
の割合が大きくなります。
(例)総アンモニア値が3.0ppmの場合、淡水でpH8.5なら致死的ですが、pH6.0であれば耐えられます。
アンモニアが検出可能であれば、水槽システムを見直すべき。フィルターの能力不足や水量に対して生体が多すぎる等を疑います。
pHが低ければアンモニア値が上昇しても魚は生存可能の場合がありますが、長期的にみると病気に罹る可能性がありますので、予防の意味を含めてアンモニアが検出されない飼育環境が望ましいとされます。
亜硝酸塩は、血中でメトヘモグロビンを形成し呼吸障害を引き起こします。淡水で1.0ppm、海水で40ppmを超えると有害とされます。
海水魚は亜硝酸塩に対して抵抗性が強い。これは海水中に多量に存在する塩素によって、エラから硝酸塩が取り込まれにくいからです。
魚が死亡する原因は、水質悪化が第一です。水質を安定させることに最も労力と費用をかけましょう。
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