熱帯魚の病気 水質 溶存酸素濃度
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魚が死亡する第一の原因は水質悪化です
魚の飼育に最も重要な要素である水質について学びます。
ここでは、飼育水中に含まれる酸素について述べます。
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@溶存酸素
・大気中に比べ、水中では酸素量ははるかに少ない。(大気中21%、海水中0.004%)
【水中での酸素量は4つの因子に依存する】
- 温度:高いほど溶存酸素量は減少
- 気圧:気圧がさがるほど溶存酸素量は減少
- 塩度:塩分濃度が高いほど溶存酸素量は減少
- 水槽内の水草:日中は溶存酸素量が増加、夜間は溶存酸素量が減少
*このうち飼育する上で特に問題となるのは温度と水草で、気圧および塩度は無視できます。 |
- 飼育水中の溶存ガス(主に窒素)が過飽和状態になり、魚の血液中や上皮組織において気泡となります(ヒレ・体・口の皮下に気体が溜まる)。
- この気泡が血流を塞栓する病気を気泡病といいます。
- 過飽和の原因としては、植物の過密・藻類増殖などが考えられます。
- エアストーンからの過剰送気は通常では原因ではありませんが、32℃を超える高水温時に低酸素症対策として過剰なエアレーションをした場合などに発生することがあるので注意しましょう。
- 発症した場合、水温の調節・エアレーションの調節で対処します。
- 皮下の気泡の場合は針などで吸引も可能。
- エアレーション不足、夏場の高水温時に起こる病気です。
この状態では魚は水面で口を開閉して(パクパクして)いるので発見は容易。
- 魚の生存のためには、6〜10ppmの溶存酸素が必要とされます。
⇒1gあたり1時間に1,6〜2,1g程度の空気をエアレーションするのが目安
- 冷たい水に棲む魚の方が酸素要求量が高いので、夏場は要注意。
- エアレーションにて対処。水温を急激に下げるのは危険を伴うので注意。
- ペットショップ等で溶存酸素測定キットが販売されているので利用できます
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魚が死亡する原因は、水質悪化が第一です。水質を安定させることに最も労力と費用をかけましょう。 |